Z会 小学生タブレットコースの評判は? 紙との違いは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

小学生~中学受験向けにもサービスを徐々に広げているZ会。
Z会のタブレットコースの評判を見ていきましょう。

大学受験では定番中の定番ともいえるZ会ですが、小学生向けのタブレットではまだまだ新しいサービスなのか、粗が見え隠れする評判が多く見つかりました。

参考)KUMON(くもん式)の学習効果は? 評判と比較で徹底検証

※2018年8月27日 Z会グループの個人情報流出・ITセキュリティ停止の情報を追記

Z会タブレットコースの口コミ

映像授業でも解説が分かりにくい

昨日やっと3月号が届き学習を始めましたが、早くもトラブル続出で、本気でZ会退会しようかと思い始めています。

算数第一回の「少数の割り算」に取り組みましたが、子どもが「映像授業をみてもちっともわからない」というので私ががっつり解説しました。
映像授業の意味がありません。
先生の解説は当たり前のことばかり言っていて、実際の解き方に結びつかないようです。

学校の進度とずれる

学校の進み方と時々ずれて教材が届きました。
教材はシンプルで見やすく、よく考えられていたという印象でしたが、毎月の添削指導はどうしても時差が発生していました。

「分からない」を解決するのに時間がかかる

カリキュラム上わからない問題がでた時にその場で直ぐに対面方式で教えてもらえないので、どうしても効率悪く意欲が減退する時もありました。

わからない点が会った場合は電話やFAXで質問ができるサービスもあるのですが、ほとんど利用しませんでした。
やっぱり対面方式で教えてもらえる方が理解度も早いと思ってしまいます。

塾と比べると安いのですが、分からない問題が出たときに直ぐにその場で、対面で教えてもらえないのは効率悪く、意欲減退にも繋がってしまうんです。
そうなってくると、費用対効果を考えて割高な印象を受けます。

家で自分のタイミングで勉強ができるのはよいが、通信教育はどうしても時差が発生してしまいます。
そうなると、添削が返ってきたときにはもう「なぜ分からなかったか」、「どこが分からなかったか」なども忘れてしまうんです。

「ネットを利用して通信教育を割安価格で提供していただきたい」なんて思ってしまいます。

タブレットなのに文字が全く認識されない

ipadを購入する必要があります

国語は、国語での回答の基本ルールから教えてくれるので、かなり適当にやっていた娘には役立ちました。

例えば「問いが『文字以内で答えなさい。』なら、答えは○文字よりちょうどか、少ない文字数で答えなくてはダメですよ」とか。
他にも「問いが『抜き出して答えなさい。』なら答えは本文からその文章を探して、漢字や句読点もそのままで答えるんですよ」とか。
ひとつひとつ整理して説明されていきます。

そしていよいよタブレット学習での心配点、漢字書き取りです。
最初はサクサク正解していたので、「お、割とタブレットの認識いいのかな」と思って見ていたのですが、「週」の字になった途端全然ダメ。
噂通り文字が正しく反応されません。

Z会のタブレットコースに入るか迷います。

丸つけの負担がかかる

Z会タブレットは今ある問題がいろいろ解消されたら、きっと値段に見合った教材になるでしょう。

ただ、それでもZ会タブレットが他社との差別化で『答えを記述させる』ってところに拘る限りは、なかなか厳しそうだと思います。
学習の丸つけにおいて、「解説を載せてそれを読んだ上での正誤判断を子どもにさせる」というのは、小学生の低学年にはかなりハードルが高いと思います。

Z会は確かに良問が多いと思うし、他社教材と比べても娘が問題を解きながら考え込むっていうのが見られるので気に入っています。

しかしタブレット教材に何を求めるのかといえば、うちは親が丸つけをしなくても子どもがひとりで学習を進められることを重視します。
学習中に親がつきっきりで見ていることはできません。
今のZ会タブレットでは、子どもがひとりで学習することは難しいです。

それでもなおZ会ってことに拘るならば、子どもが学習しておいて、親があとから丸つけをすることで子どもの習熟度を把握するしかないです。

学習進度・理解度が分からない

昨年度より悪くなってますね。
どれだけ学習を進めたかすら分かりません。
理解度が分かる他のアプリがうらやましいです。

教材が届かない

体験してみてチャレンジだと物足りないし、ドラゼミは算数が基礎的に感じます。
でもZ会もシステムがぐだぐだという印象を受けます。

支払いを振込にしたので請求書が届いたのですが、教材・スタートセットはまだ届かないんです。
春休みに勉強させようと思っていたのに、まさか春休み終わるまで来ないとか思っても見ませんでした。

競合に行かれないように、送れもしないのに、申し込み受け付けているんでしょうか。
送りもしないのに、請求するなんてひどいです。

もう初めからグレードアップ問題集買ってきてコピーして使わせれば良かったと思いました。

システムエラーが多い

今日iPadの学習アプリやろうとしたら、朝から何度もサーバーダウンしました。
夜にログインしてみたら、会員番号が有効期限エラーだという表示が出ました。
「Z会はそういうとことが苦手そうだ」とわかってたからスタンダードにしておいて良かったが、どうしたもんか。

いつまでも学習がストップしちゃう場合、「さっさと答えと解説見せてしまった方が良いのかな」なんて考えていますが。

算数ドリルのシステムは、一度間違った問題を選択して後日解くことができません。
やり直す時はすべて1問目からすべて解かなければならないんです。
解説もほぼないし、間違った問題の反復学習など致命的な欠点を持っています。

Z会になぜ電話して、「なぜドリルのデータは途中でセーブされないのか?ドリルに限らず、すべて1問1問終わったらセーブできるようにして欲しい」とお願いしました。
また「ドリルを紙で配る、プリントアウトできる仕様に変更する予定はあるのか」や「今後はすべてタブレット化されるのか」どうかについても聞いてみました。

回答は、「ドリルは紙にすることはできない。」、「プリントアウトする仕様に変更することについてはなんとも言えない。」、「今後はすべての学年でタブレット化する予定である。」ということでした。

口コミを踏まえ、Z会タブレットコースは・・・

難関中学校の受験向け

Z会の通信教育小学生コースはお子様を難関中学校へ進学させたいと考えているなら、塾と併用して使う分にはおすすめの通信教育です。

家庭での学習習慣を確実に身につけながら、対象校の入試問題を徹底分析して開発したオリジナルカリキュラムの教材を使用して志望校合格を目指します。

ただし添削が遅いなどのことから、家庭の負担はすごく増えそうです。
通信教育ですから、教科書を印刷して郵送したり、また添削結果を分析にかけたりと手間がかかります。

「小学生らしいのびのびした生活と受験を両立させたい。習い事を続けながら志望校合格を手にしたいといったご家庭には正直向いていない」ようですね。

受講希望の方、Z会についてもっと詳しく知りたい方は資料請求から始めることをオススメします。

通信の難易度は?

Z会の小学生コース(中学受験対策コースを除く)は、Z会の高校受験講座・大学受験講座の難易度からみたら、やたら難しいという訳ではなく平易です。

小学生講座の目的が「将来の学力の土台をつくる」なので、子供に働きかける独自のプログラムのもとに作られているからだと思います。
そこが、単なるドリルや問題集とは違う所です。
きっちりこなしていれば相当豊かな学力の土台が出来るでしょう。

そんな理由からか、Z会の小学生コースは中学受験の本格的な勉強を始める前段階の教材として選ばれる事も多いそうです。

料金を進研ゼミと比較

基本料金は、取っている科目数などに関わりなく毎月支払わなければならない、一律の料金です。
基本料金が、Z会は毎月2,000円。
ちなみに進研ゼミは無料です。

Z会の場合、1講座あたりの受講料金は4,000円です。
オプションの講座、例えば「センター攻略演習セット」などは別料金がかかってきます。
進研ゼミの場合、1講座だけの料金は5,708円になります。

これだけ見ると1講座の料金はZ会の方が安いですが、講座を多くとればとるほど進研ゼミの方が安くなっていきます。

対応デバイスは?

対応デバイスはiOS、Android搭載のタブレットで、スマートフォンやパソコンでの受講は出来ません。
「Z会」でおすすめの端末とされているのが、「i Pad Air 2」です。

タブレットを買うために、約5万〜6万円の出費を覚悟しなければなりませんので、よく検討して考えるようにしましょう。

新講座「デジタルZ」

Z会は、教育の中でデジタル技術を使って何ができるのか。

Z会のこだわりを大切にしながら新しい技術を取り入れ、どのようなものができるのかを考える。
デジタル技術を使えば、よりわかりやすく本質的な理解をしてもらえるとし、画像や動画や音を使えば、楽しく学んでもらうことができるかもしれない。

そのような発想から生まれたのがZ会の新しい講座「デジタルZ」だとしています。
しかしこの新講座発表には賛否両論あるようです。

勉強サプリのがいい?

やっぱり計算などは紙でするべきだと思ってしまいます。
実際に受講するとなると、タブレット学習とは言え横に紙を置いて計算しながらという形になるのでしょうか?
ちょっとそのあたりが未知数。

あとは、同じくタブレット学習で「5教科あり・難易度の高いコースもあり・教科書準拠コースもあり」と言えば勉強サプリ。
こちらは月額1000円と激安です。
なので、具体的に勉強サプリとの内容の違いをもう少し比較してみたいところ。
とりあえず今は資料請求のみできる状態(開講は4月)なので、もう少し時間をかけて検討してみるつもりです。

個人情報流出・セキュリティが不安なZ会のITシステム

教材印刷用のデータ作成に不具合が生じ、2017年度コースの教材を予定通り提供できない状況に

Z会のグループ会社でスマートフォンを使った中高生向けの学習サービスを展開する葵は、同社が利用する外部事業者のアンケートシステムが不正アクセスを受け、個人情報が外部に流出したことを明らかにした。

2018年にグループに入ったサービスで、Z会グループで個人情報流出が発生したようです。
以前にも「Z会ではシステム障害で教材配布できず、2017年度の新規申し込みを当面停止」というニュースがあり、Z会のタブレットコースでも情報の流出が気になるところですね

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る