中古車サービスで長年No.1になっているガリバーですが、数千億円の売り上げを持つ最大手であるがゆえに利用者も多く、どうしても口コミだけを見ていると賛否入り混じってしまいますね。
(※社名はIDOM,incに変更になっています)
- ガリバーでいいサービスを受けれた!
- ガリバーは最悪!もう2度と使いたくない!
という両方の声がネット上にも実際見られます。
これはもう、相対している件数・取引の回数が多い以上、どうしても様々な評判がでてしまうという形になってしまうのでしょう。
ここでは、そういった個人の主観的な意見は一旦置いておいて、各社のサービスの中でガリバー(IDOM)がどういうポジションなのかを、価格や保証、あるいは第3者基準による評価を交えて紹介したいと思います。
「ガリバーは最高!」「ガリバーは最悪!」といった目先の意見に飛びつかず、問い合わせ先の候補としてまずは事実をきっちり把握したいですね。
CONTENTS
ガリバーは最悪!のウソ・本当
中古車の最大手を継続している秘密は?
ガリバーがもし本当にただの最悪な事業者だったら、当然のことながら長年にわたって業界でも有数の売り上げを維持・発展させるなんてことは当然不可能です。
一方でガリバーにはイマイチな評判ももあれば、良い口コミわかれているのも事実。
対応、挨拶、笑顔、3点きちんとしていてよかったです。
お客と販売員という立場上、当たり前のことかもしれませんがなかなか3点ができない人もいるんで、ここで買取をしてもらってよかったです。
あと、店の中も綺麗で窮屈感もあまり感じることはなかったです。
今回、3年落ちのCX5を下取りに出して、X3への乗り換えでした。
ディーラーの下取り価格が満足いかず、いくつか回った中でガリバーが最高額を出してくれました。BMさんより8万円高、ディーラー下取価格の61万高。スタッドレスタイヤ&ホイール付きだったので、中古車屋さんの方が評価に入れてくれるってのも有ったのかも。
それはどういうことかを調べていきましょう。
意外と見逃されがちな魅力は本当にあるのか?
ガリバーだけが持っている魅力として「ドルフィーネット」というものがあります。
ちょっと、聞いたことがない言葉ですよね?
ドルフィーネットとは?
このシステムは、車両の画像や基本データはもちろん、過去の修復歴や小さなへこみに至るまで、傷の有無や詳細な情報が確認でき、内外装をSS〜D評価によりトータルな当該車の価値を知ることができるシステムです。
現車を見てもわかりにくい情報をお客さまに詳しく伝えることにより、購入時の不安を解消することを可能にしました。
https://221616.com/idom/news/blog/20150311-15285.html
つまり、ガリバーは全国に多数持っている在庫の中から、最もお客さんに合う車をレコメンドする、いわば中古車のAmazonのような仕組みを独自に持っているということですね。
これが有効に働けば、とても幸せなマッチングができるのは、想像するまでもないでしょう。
しかも、ガリバーの在庫数は全国No.1です。
ただ、逆に多すぎて店員さんも選べない、みたいなことになると….不満が出てしまうかもしれません。
事前に欲しい車はどんなものなのか?質問したいことなどを書き出すのが大事そうですね!
一方、査定に関してはやはり店舗の数、スタッフの数がすごく多いので多かれ少なかれ「ばらつき」がでてきます。
(もっともこれはガリバーに限った話ではないですね。)
ここに転職する気なぞ全くないが、中古で買った10年以上前の軽自動車を50万で買い取ってくれたから感謝はしている。
色々頑張って採用活動してるね。
がんばれ。
こんな話もあれば、一方で
- とりあえず安い値段を言ってくる。馬鹿にするなと言って返したが、後日他社で納得した値段のほうが良かった。
- 「実はこの車(自分が売ろうとしている車)に興味を示している客がいて、今すぐ手放してほしい」と言って、即決できるか聞かれた
- 「では、ご契約頂けないんですね!即決して頂けないならウチは手を引きます、どうぞ他社さんでお願いします。」と言われた。
など、いろんなパターンでの不満もあります。
大手なので店員さん1人1人のできる価格の調整のも限界はあるでしょうし、この辺りは歯がゆい部分なのかもしれませんね。
ガリバーが最悪と言われるケース、その逆にぴったりと合うケース
では、中古車の検討や売却にガリバーを優先したほうがいい場合と、そうでない(あえていうと最悪な場合も含む)ケースというのはどういう場合なのでしょうか?
詳細は下のほうで紹介する比較表に記載していますが、いずれのケースもありそうです。
特に、ガリバーは実は最近様々な形で車の販売チャネルや買取の方法を複数提案していますね。勘違いして自分に合わないサービスを選んでした人の口コミも多そうでした。
- クルマを乗り換えながら月額でレンタルできる「Norel」
- オークション市場に出品代行をしてくれる「ガリバーフリマ」
- 高級車に特化した「リベラ―ラ」
- イオンなどのモールでお出かけスタイルを提案している「Hunt」
こういったサービスを誤って選んでしまうと、「ガリバーはひどい!」なんてことになりかねないですね。
関連記事はこちら⇒ガリバーの口コミを調査!中古車買取の評判が悪いって本当?
中古車検討の文脈に合わせて、ガリバーを選ぶかを決めるのがおすすめ
このように、日本は自動車大国なので、とにかく山のような数の人がガリバー(だけでなくビックモーターや一括比較サイトなども)を利用しています。
そのため、批判的な口コミを探せば悪い評判が、好意的な口コミを探せばよい評判がでてくるという状態だというのが分かったのではないでしょうか?
なので、サービスの内容をもう少し事実ベースで詳しく見て比較してみないとわかりませんね。
➤【ガリバー中古車の評判】車を買取に出す時によくあるトラブル4つ
ガリバーと競合の特徴を比較しよう!
では具体的に、中古車サービスの大手数社とガリバーを比べてみましょう。
ホンダや日産などの新車と比べても仕方ないですしね。
ガリバーの競合は?というと
- ビックモーター
- アップル
- ネクステージ
- カーチス
等がありますね。販売と買取とでさらに分けることもできますが、買取はほとんど金額だけだと思うので(笑)ここでは車を購入する場合のサービスで比べてみようと思います。
<ガリバーが強いポイント>
- 最大手の在庫の多さ=良い車・ピッタリの車に出会える可能性が高い
- 豊富な販売チャネル・買取チャネル=Norelのようなカーシェアに近い仕組みも含めて選択肢が多い
- 手厚い保証プラン=他社にはない10年保証は、やはり長く体を預ける車と考えると魅力です
- カーローンなどの手段ももちろん整っている
<ガリバーの弱いポイント>
- 店舗が多いことで接客にばらつきが生じることがある=とはいえ在庫数はNo.1なので、「行って話を聞いてみよう」という気分でまずはお店を訪問するのがおすすめ!
- 保証をばっちりつけると、価格が高くなる可能性がある=ここも、オプションなど店員さんと相談の上決定するのが大事
最後に「ガリバーは最悪!」といった目先の意見に飛びつかないのが大事
と、ここまで見てきましたが、ガリバーに限らずどの事業者にもそれぞれ悪評はつきまとっており
例)ビックモーターへの不満の声
ビックモーターの社員は最低の対応です!
査定をお願いしたくて予約までして店舗に足を運んでいるのに「今忙しいから、後で出張査定をします」って、この時点でもう予約した意味がないです!
また、複数のサービスを使ってきた方のこんな口コミもあります。
- 元中古車販売員で実際に車の査定をしていたものです。正直なところ、どこの買取業者も会社の評判としては大差ないと思います。それよりも評判として残るのは、その店舗の社員さん、アルバイトさんの対応だと思います。
- 1月に相場が下がる事はありません絶対に。
だってその先すぐに最大の需要期が控えているのですよ。むしろ12月の方が低いくらいです。現ナマが欲しい零細な中古車屋なら新年前に現金化しようとオークションで投売りするのが12月です。大手なら初売り用、そのあとの需要期に向けて長期間の積極仕入れを行うのが12月から2月まで。この間逆に相場は上がり続けますよ
つまり、人によっても対応は変わるし、さらにシーズンによっても中古車は値段が変わったりしてしまうんですね。
なので「ガリバーだからよい、悪い」といった単純な話にのっからず、とりあえず買わなくても値段を見てみる、売らなくても査定額だけ聞いてみたほうが合理的ですね!
なんだかんだでガリバーは中古車業界では販売台数・買取台数のダブルで最大手、在庫も最も多く持っている会社ですので選択肢から最初から外す必要もないでしょう。
して、逆にガリバーで決め打ちする理由もないと思います。